今のチームでポートフォリオプランニングの運営をしているので、勉強のためチームメンバでエッセンシャル スクラムの「16章 ポートフォリオプランニング」を読む会をやりました。昨年度に別のメンバで1冊通しでエッセンシャル スクラムを読む会をやって以来なので久しぶりです。
前回のポートフォリオプランニングの章の回のノート
今回の自分のパートは以下。
16.5 アウトフローの戦略
16.5 仕掛品の戦略
16.6 終わりに
「プロダクトをいつポートフォリオバックログから取り出すか」についてのアウトフローの戦略は
「作業者の手待ちではなく、作業の手待ちに注目せよ」
「WIPを制限する」
「チーム全員の準備が整うのを待つ」
がポイントでこれらは、スプリントプランニングに通じるものがあるのでわかりやすいところです。
仕掛品の戦略は作業中のプロダクトについて
維持
デリバリー
ピボット
打ち切り
を判断するための戦略です。限界費用で考えましょうということ。限界費用が適切に見積もれる必要がありますが、そこが難しいところですね。
16章を通して11の戦略が示されていますが、おわりにの節でどれかを選ぶとしたらとして
11の戦略から選ぶとしたら
遅延コスト
小さめのリリースを頻繁に
WIP を制限する
限界費用
だとのこと。参考にします。
やはりポートフォリオレベルでは収益とコストをしっかり考える必要があるなと。
読み直して、やはり今ポートフォリオバックログと呼んでいるのは階層化プロダクトバックログだなと。複数チームで取り組んでいるのでそれはそれで必要なのですが、ポートフォリオプランニングという意味では考え直したいところです。
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