オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち

「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち (Masterpieces from the Musée de l’Orangerie, Jean Walter and Paul Guillaume Collection)」を鑑賞しに横浜美術館へ。横浜美術館は昨年9月の「モネ それからの100年」以来。 本展は13人の画家による約70作品が展示されている。好きな作品だなと思ったのは、やはり有名所のオーギュスト・ルノワールの作品《ピアノを弾く少女たち》や《桃》。どちらも柔らかな毛の雰囲気が素晴らしかった。油彩なのにふわっと、しかも繊細に感じられるなんてなんて凄いんだろうと。 本展は作品を集めた画商ポール・ギヨームにも焦点を当てているのだけれど、解説を読んでいるとドメニカ婦人がコレクションを好きなように売ったりしちゃったりしているように読み取れてなんかいろいろあるんだなぁと思ってしまった。婦人には婦人の考えと理由があったんだろうけれどね。 [ 美術展 ]