天気の子【Blu-ray 鑑賞】

去年の8月に映画館で観たあと、数週間に渡り余韻が残るほどのインパクトがあった。作品をもっと楽しみたくて小説 天気の子や天気の子 公式ビジュアルガイドを買ったり「天気の子」展に行ったりなど、ここまで1つの映画のファンになったのは自分でも初めてなんじゃないだろうか。 去年は毎日のように降り続いた長い梅雨で、9月9日に上陸した台風第15号(令和元年房総半島台風)・10月12日に上陸した(1・2)台風第19号(令和元年東日本台風)などもあり、『天気の子』の世界観が現実とシンクロしているかのような夏秋だった。映画を観たあとは天気予報を見るたび、空に浮かぶ雲を見るたびに『天気の子』を思い出したし、雨の日も以前ほど嫌いではなくなった。 と、かなり好きになったわけだけれど映画自体は結局1回しか観ていない。映画館には足を運ばず、ゆっくりと Blu-ray 化を待った。待つこと9カ月、5月27日の発売日に届いた『天気の子』Blu-rayスタンダード・エディションを週末を待って今日鑑賞した。 ストーリーは頭に入っているので映画館で初めてみた時ほどの強烈なインパクトは無いのだけれど、その代わり細部まで意識を向けて伏線を拾いつつ楽しむことができた。 劇中に登場する新しい国立競技場がまさか今年オリンピックに使われないなんて去年は思ってもみなかったなんても思ったり。 また1年後ぐらいに観たいな。2016年8月26日に公開された『君の名は。』が地上波初放送されたのが翌々年の2018年1月3日だったので、同じぐらいの間をおいて放送されるのならば1年を待たずにテレビ放送版をまた観ることになるかもしれないな。