広報・PRの基本

パブリックリレーションズについて学んだことが全くなかったので、基本的な考え方をまずは知っておきたいと思い「広報・PRの基本」を読んでみた。広報・PR の仕事に就くことになった人を想定してゼロから理解できるよう書かれているのが嬉しい。 記者からの問い合わせについて広報担当が業務中に割り込んできてちょっと面倒な事が起きたと思ってしまうこともあったのだけれど、 記者を顧客・社会の「代表者」として接することが肝要です。するとマスコミが味方になってくれましょう。 というのを読んで心を改めた。つい不利益な事を書かれるのではと身構えてしまうけど メディアのお客様である「読者・視聴者」は、企業の「既存顧客か潜在顧客」なので「客様が共通」です。つまり両者は明らかに「協力かつ対等関係」にあるのです。 とある通り協力者だと思うべきなんだなと。 記事や情報に関して常に“私見”を述べる気概を持つことが大事です。この訓練を積んだ人とそうでない人との成長の差は歴然となります。 はグサッときた。みかけた記事をついそのままシェアしてしまうのだけれど、きちんと考えを添えないとなあと。 広報担当にならなくても広報・PR についての考え方が身につく読んで損のない1冊だった。 広報・PRの基本 広報・PRの基本 Kindle版 [ 読書ノート ]