用語統一のために Alfred のスニペット機能を使う

文章を書く時に「名称は正式表記で書く」「用語は統一する」ことにささやかながらこだわっている。初めて書く名称は Web などで正式表記を調べ、初めて書く用語は用語集などに当たるようにしている。過去に書いたことのあるものはファイルを全文検索して確認しそれに合わせる。 初めての語を調べるのに時間がかかるのは仕方ないとして、都度過去のファイルを全文検索するのに結構時間を費やしているのはもったいない。 事あるごとに用語リスト管理ツールとして使えるものがないか探してきているのだけれど、 Mac と Android デバイスで安全に同期して使えるものという条件では見当たらなかった(IM の辞書しかりクリップボードマネージャーしかりノートアプリしかり)。 Android デバイスでの同期はいったん諦めて Mac だけでも効率化したい。 ということで Alfred のスニペット機能(Snippets)を使ってみることにした。クリップボード履歴機能(Clipboard History)の呼び出しと使い分けるのが面倒かなと思って使ってこなかったのだけれど、調べてみると クリップボード履歴のインクリメンタル検索時にスニペットも検索される。 クリップボード履歴から command + S で簡単にスニペット登録できる。 といい感じに連携できるようになっていた。 過去に書いたことのあるものをファイル全文検索で確認したらコピーし、その後すぐにクリップボード履歴からスニペット登録すれば3回目からはさっと書けるようになるね。 クリップボード履歴が「設定期間経過すると消える」「Mac 間で同期できない」のに対し、スニペットは「登録削除はユーザー管理」「Mac 間で同期される」ので、いい感じに育てていけそうだ。エクスポートは独自形式のみなので依存しすぎずうまく活用していきたい。 Alfred - Productivity App for macOS [ Mac アプリケーション ]