自律的な働き方を促す

先週8月19日(水)に『社員の力で最高のチームをつくる〈新版〉1分間エンパワーメント』を買って読んでいる。一昨日の「第1の鍵」に続き、今日は「第2の鍵」を。 エンパワーメントの「第2の鍵」は以下。 境界線を引いて、自律的な働き方を促すこと。(Create autonomy through boundaries.) 境界線 「境界線って何?」とひっかかる。で読んでみると 目的 (Purpose) 価値観 (Values) イメージ (Image) 目標 (Goals) 役割 (Roles) 組織の構造とシステム (Organizational Structure and Systems) と書かれていた。 組織の MVV 的なものを明確にし、チーム・個人に浸透させ、それぞれ役割と目標をもって主体的に動けるようにしよう。王道な話であった。 ビジョン トップが「ビジョン(イメージ→目的→価値観)」を立て、全員でビジョンから個人の「役割と目標」に落とし込む。ビジョンを「全社員で磨きをかける」ってどうやるのだろうと思ったけれど、ビジョンの内容や表現をワイガヤ作っていくのではなく落とし込むことを言っているようだ。 価値観 トップが信念(belifes)から価値観を明確にし、全員で価値観からルール・業務に落とし込む。「ルールを作るのは社員」というのがここではポイントだな。 組織の構造とシステム 「組織の構造とシステム」は報酬体系だったり承認ルールだったりを指している。エンパワーメントを妨げるものがあれば解決していこうという話。 旅 王道な話なんて書いたけれど、やり切るには強い意志、それから時間が必要だと。 社員の力で最高のチームをつくる〈新版〉1分間エンパワーメント 原題: Empowerment Takes More Than a Minute