表彰制度と競争と動機付けと

組織において表彰制度を実施する場合は「競争」と「動機付け」について相当な注意を払う必要がある。 表彰制度と競争 表彰制度について用心する。 ピープルウエアでは「何かチーム内の競争心をあおるようなことをしたら、チーム殺し的と見なければならない。」(第2版 第28章 競争 p.235 より) と競争についての問題を述べている。 表彰制度と動機付け 表彰されるための行動は外発的動機付けによるもの。 報奨金有害論 Joel on Software の第21章「報奨金有害論」では、 Microsoft の「Ship It」アワードについて「従業員たちが子供のように扱われていると感じていることが明らかになった。」と述べている。 外発的動機付けされようとしていることについての反発だろう。 「今月の従業員」を表彰する代わりに「今月の成果」を表彰する OKR についての書籍『Measure What Matters』では承認について 特別なプロジェクト、会社の目標の達成、会社の理念を体現する行為など、従業員の行動や成果を認める。「今月の従業員」を表彰する代わりに「今月の成果」を表彰する。 とし人ではなく「行動や成果」を表彰することを勧めている。外発的動機付けとしては「成果」よりも「行動」を褒める(成長承認する)ことに重点を置いた方が良いだろう。 報酬を小さくする 行動を起こさせる程度だがその行動動すべてを正当化できない程度の報酬にする。そうすると人は認知的不協和を解消しようと他の動機(内発的動機)を見つけようとする。 「小さな報酬」が学習のモチベーションを高める | HBR.org翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー [ opinion ]