Pixel 4 で撮影してそのまま Lightroom で現像/編集し、あとで PC 上の Lightroom Classic 管理に移す私的フローを明確にしてみた。2年前に書き出した手順のアップデートである。
【Pixel 4】Pixel 4 で撮影しシェアできる画像を書き出して使う
Pixel 4 で撮影する。
Lightroom に写真(DNG または JPEG) を追加。
Lightoom で編集。
「JPG を保存(小)」(JPG・2048px・画質90%)で書き出し。
【PC】オリジナル画像ファイル・書き出したファイルの保存
Pixel 4 上の下記のフォルダを FolderSync Pro で Dropbox に同期するようにしてある(記事)ので、そこからオリジナル画像ファイル・書き出したファイルを PC 上の保存先フォルダに移動してリネームする。
DCIM/Camera/
Pixel 4 のカメラが保存した オリジナル JPEG ファイル
Pictures/RAW/
Pixel 4 のカメラが保存した オリジナル DNG ファイル
Pictures/AdobeLightroom
Lightroom で書き出した JPEG (SNS などにシェアしたであろうもの)
JPEG ファイルを編集した場合は、現像設定を含まないオリジナル JPEG ファイルをここで保存しておく。 DNG ファイルから現像の場合は現像設定未書き込みファイルまでは保存管理していないのでスキップ。
【主に PC】現像設定が含まれる画像ファイルの保存
Lightroom Classic を起動し、 Lightroom と同期されているのを確認したあと以下の手順で。
DNG ファイル(現像設定はメタデータ書き込み済み)を別フォルダにコピーしリネーム。
JPEG ファイル(現像設定はメタデータに書き込み済み)を別フォルダにコピーしリネーム(ベース名の末尾に -Lr をつける)。
Lightroom Classic でコピー先のフォルダを同期しカタログにのせる。
Lightroom で画像を削除。
Pixel 4 の Google フォトアプリでデバイスから各画像ファイルを削除。
(必要があれば)現像設定が含まれる画像ファイル(DNG/JPEG)から元サイズで JPEG 書き出しして、仕上げ済みのフォルダへ移動したり Google フォトにアップロードしたりしておく。
現像設定をメタデータとして書き込んだ JPEG ファイルは、一般のアプリケーションで開いても編集前の画像しか見えず区別しずらいので -Lr をつけるルールにしている。
背景
昨年11月2日に Pixel 4 に乗り換えてからはや7カ月。評判の良い Pixel 4 のカメラではあるが、画像処理の結果によっては撮った写真に好みではない不自然さを感じることがままある。 Pixel 4 は(どこまで生なのかわからないが) RAW 画像形式でも同時に保存ができるので、 JPEG 画像が好みではなかった場合には JPEG 画像からの補正以外にも RAW 現像という選択肢もあるのは嬉しい(色合い以外は Pixel 4 内で画像処理されたものの方が綺麗に感じることも多かったりするわけだが)。
前のスマートフォンに比べてカメラの性能がずっと良くになったのに「家に帰って仕上げてから」という意識が強くて外出先でその場でシェアするという活用が最近できていなかった。これでもうちょっとサクサクっとその場でやっちゃう意識がもてるようになるといいな。